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昨日の襤褸今日の錦(きのうのつづれきょうのにしき)
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
昨日の襤褸今日の錦(きのうのつづれきょうのにしき)
ということわざです。
「昨日の襤褸今日の錦(きのうのつづれきょうのにしき)」とは
「昨日の襤褸今日の錦(きのうのつづれきょうのにしき)」とは、
昨日ボロを着ていた人が、今日は綺麗な着物を身につけているたとえから「人の運命は変わりやすく、人生の浮き沈みが激しい」という意味で使われます。
ちなみに「襤褸(つづれ)」とはボロな衣、「錦」とは美しい着物のことを指します。
ビジネスでも上手くいったと喜んでいたら、足元をすくわれて窮地に陥ることはよくあります。「勝って兜の緒を締めよ」ということわざもありますが、好調な時ほど、浮かれないように気を引き締めて事にあたらなければなりません。
成功は新たなステージへのスタートの始まりでもあります。一時の成功に満足するのではなく、さらに気を引き締めて業務を進めましょう。