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棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
ということわざです。
「棚から牡丹餅(たなからぼたもち)」とは
「棚から牡丹餅(たなからぼたもち)」とは、
棚の上から勝手にぼた餅が落ちてきたというたとえから「思い掛けない幸運に恵まれること」を指します。
「棚から牡丹餅」といえばラッキーなことの代名詞ですが、一見ラッキーに見えることでも実は必然ということもあります。
今まで地道に努力したことがある時花開く。
その瞬間だけを切り取ると「棚から牡丹餅」に見えるかもしれませんが、何もせずラッキーに恵まれることは意外に少ないものです。日々地道に努力を重ね、悩み、また努力を重ねる。そういった過程なしに棚の下で待っていても餅は落ちてこないと思っておいた方が良いでしょう。