今回は、SEO対策をする上で需要な「検索エンジンが好むサイト・嫌うサイト」について考えてみましょう。
ちなみに「検索エンジン」とは、ヤフーやGoogleなどの検索サイトに組み込まれている検索機能と検索順位を決めるためのプログラムのことで、大雑把に言うと「検索システム」を指します。
SEOによって検索順位を上げ、集客をしていく場合、この「検索エンジン」が重視するサイト(ホームページやブログなど)にできるかが生命線になってきます。では、「検索エンジン」が重視するサイトとはどのようなものなのでしょうか?
当社では、SEO効果の検証用で数年単位で複数のサイト運営を行っていますが、検索順位の動向を見ていると「検索エンジンが好むサイト」あるいは「検索エンジンが嫌うサイト」があることに気づきます。
過去の経験や検索エンジンを牛耳っているGoogleのアナウンスを元にそれぞれの特徴を挙げてみると、
例えば、「検索エンジンが好むサイト」だと、
- ページ数が多くて、ページ毎の内容もしっかりしている。
- ページの内容がオリジナルで、独自の内容となっている。
- ページ毎に内容がまとまっていて、何のページかわかりやすい。
- サイトがスマートフォン対応(スマホ対応)になっている(「モバイルフレンドリー」とも言います)。
- サイトを開く時、軽快に動く(動作が重くない)。
一方、「検索エンジンが嫌うサイト」はその逆で、
- ページ数が少ない。ページ毎の内容が薄い。
- ページの内容がオリジナルでなく、ネット上にある内容をパクっている。
- 各ページに複数の内容が入っていて、何のページかよく分からない
- サイトがスマホ対応になっていない。
- サイト自体の動作が重く、開く時に時間が掛かる。
といったポイントが挙げられます。
ヤフーやGoogleは検索サイトを運営していて、そこに集まる巨大なアクセスが収益の源になっています。簡単に言うと、ネット検索をしにくるユーザーにとって、役に立たなかったり、使いにくかったりするような情報を載せてしまうと、自分たちの検索エンジンを使用しなくなってしまうので、 一般のネットユーザーにとって役立ちにくいサイトを検索の上位表示しないわけです。
よくページ数と文字数さえあれば、SEOに強いサイトを作ることができると思っている方がいますが、「一般のネットユーザーの役に立つのか」という観点を置き去りにしてしまうと、ページ数と文字数のあるサイトは作ったものの、一向にサイトアクセスが集まらないという結果になりかねません。
SEOで集客をしていくなら、検索エンジンに好まれる、一般のネットユーザーに好まれるサイト作りをしていく必要があります。