サイトリニューアルで検索順位を下げない方法

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サイトリニューアルで検索順位を下げない方法検索エンジン大手の Google がモバイルフレンドリー(簡単に言うとスマホ対応)になっていないサイトの検索順位を下げるアップデートを、昨年に続き、この 5月に行いました。

スマートフォン用サイトだけでなく、サイト全体の話として、サイトの表示時間だったり文字の見やすさだったりは、サイトの閲覧ページ数(PV)にとって非常に重要なポイントになります。インターネット検索関連のビジネスを展開している Google としては、アクセスが増えているスマホなどのモバイル端末ユーザーに対して、ユーザビリティ(使いやすさ)向上が喫緊の課題ですし、今後もこの流れは続いていくものと思われます。

こうした「モバイルフレンドリー(スマホ対応)でないサイトの検索順位の低下」の流れを反映してか、古くからあるサイト(スマホ対応が済んでいないサイト)のリニューアルのお問い合わせが次第に増えてきました。

ということで、今回は、長く運営してきたサイトのリニューアルについてのお話です。

実は、長く運営されてきたサイトのほとんどに、ある共通点があります。その共通点とは「関連主要キーワードで検索順位が上位表示されている」ことが多いというものです。
サイトリニューアルに際して、スマホ対応にすることはもとより、今風のデザインにしたいとか、UI を見直したいとか、色々とすべきことはありますが、関連キーワードで上位表示され、アクセス数が多いサイトには「検索順位を下げない」工夫が求められます。

しかし、「今風のデザイン」や「UI」の変更に目を取られ、「検索順位を下げない」工夫をしないままサイトリニューアルを行ってしまうケースも良く見かけます。
「多額の費用を掛けてサイトリニューアルをしたが、サイトからのお問い合わせは大きく減ってしまった」という笑えない話になるわけですが、こういった場合、検索順位やアクセス解析をすると、サイトリニューアルの結果、従来よりも検索順位を落としてしまい、サイトアクセスが低下しているケースがほとんどです。

なぜ、サイトリニューアルで検索順位が下がってしまう のでしょう?

古いサイトは総じてシンプルです。見た目もシンプルですが、サイトを構成ファイル自体もシンプルにできています。
よく「物事を人に伝えるにはポイントを簡潔に伝える」と言われますが、サイトも同様で、シンプルがゆえにわかりやすく、Google などの検索エンジンにサイトのページ内容を伝えることができていました。

しかし、最新のデザインや UI を取り入れたサイトのほとんどは、サイトを開いた時に挙動が重く、サイトを構成するファイルも相対的に複雑です。
つまり、サイトの内容を大きく変えず、デザインや UI を今風に変えた場合、Google などの検索エンジンは、以前のサイトより新たなサイトの検索順位の評価を下げる ということが起こるのです。

では、どうすれば検索順位を下げずにサイトをリニューアルできるのでしょう?

そのための ポイントが SEO(内部SEO)です。

【関連記事:内部SEOの2つのポイント

内部SEO とは、検索順位を上げる為にサイトの内部を Googleなどの検索エンジンに評価されるために最適化していくことですが、サイトを新しくすることで失われる「シンプルさ」を内部SEO という手法で補ってあげ、さらに強化することで、サイトリニューアル後も従来の検索順位を維持、または向上させることができるようになります。

もし、サイトリニューアルを考えていて、現在のサイトアクセスを落としたくない場合は、SEO(内部SEO)技術を持ったホームページ制作会社を選ぶと良いでしょう。