相互リンクしてませんか?-Googleのペンギンアップデートかも

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相互リンクしてませんか?-Googleのペンギンアップデートかも当社では1日数十サイトの順位変動をウォッチしていますが、実は10月に入って気になる順位変動が出てきています。今回は、その話を書いてみることにしましょう。

一番最初に変化に気付いたのは10月上旬でした。内部SEO対策を始めて2か月半のサイトにおいてあるキーワード順位がジリジリと落ち始めたのです。
さらにこのサイトにおいて、10/20くらいから別のキーワードでもジリジリと順位が低下し始めています。
ほぼ時を同じくして、10/20前後から日々大きく順位の上下動を繰り返すサイトも1つ出てきました。

当社では100以上のサイトにSEO対策を施してきていますが、SEO対策後2か月を超えてから、ジリジリと順位が下がる、もしくは大きく順位が上下動するケースは見たことがありません。

裏で何か起こっていると思っていたら、10月上旬にGoogleのスタッフが近日中にペンギンアップデートが行われる予定だと明らかにしていました。ちなみに、ペンギンアップデートとはGoogleがブラックと見なす被リンクの多いサイトの検索順位を落とす作業のことです。

そして、今回行われる新たなペンギンアップデートの特徴ですが、これまでのように数か月毎に定期的に行われるのではなく、もう少しシステマチックになってリアルタイムで行われるようになるようです。

それを聞くと、10月に入ってからの不自然な順位変動には納得がいきます。
今回、挙動がおかしい2つのサイトですが、実は以下のような共通している点がありました。

  1. 相互リンクサイトとリンク&被リンクしている
  2. 10を超える相互リンクを行っている

ちなみに、ペンギンアップデートの結果、Googleからどんなサイトがブラックと見なされて検索順位が落ちるかですが、

  • 不正なウェブサイトへリンクを貼ったサイト
  • 過剰な相互リンクが見られるサイト
  • 相互リンクサイトや相互リンク集へ登録してもらったサイト
  • 有料で購入したリンクを貼ってもらったサイト

というサイトがペナルティを受けますので、今回の2つの事例はほぼ該当するわけです。

不自然なリンクや被リンクがないその他大多数のサイトについては通常の範囲内での順位変動となっていることを考えあわせると、新たなペンギンアップデートのシステムがテスト的に動き始めていて、10月に入って順位が低下、または順位が大幅に変動している事例はその影響を受けていると考えた方が良いかもしれません。

もし、御社のホームページ内に相互リンクページがあったり、相互リンクサイトと相互リンクしていたり、怪しげなサイトからリンクを受けたり、逆に怪しげなサイトにリンクしたりしているなら、大事に至らない内に対処することをおすすめします。

御社のホームページ、今月に入って大幅にアクセスが減っていませんか?