開宗明義(かいそうめいぎ)

故事成語 故事成語・ことわざ

開宗明義(かいそうめいぎ)

開宗明義(かいそうめいぎ)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「開宗明義(かいそうめいぎ)」

ということわざです。

「開宗明義(かいそうめいぎ)」とは

「開宗明義(かいそうめいぎ)」とは、
談話や文章の冒頭で趣旨を述べること」です。

仕事で人と話していると、やたら話が長い人がいます。皆さんも、話があちこちに飛んで話の時間は長いけれど、終わってみると何が言いたかったかよく分からないといった経験があると思います。

ビジネスで求められるのは、長い時間相手と話すことではなく、伝えたいことを明確に伝えることです。

そのためには、できるだけ簡潔にシンプルに、余分なものを排して話をしなければなりません。その意味で、話の冒頭は非常に重要になります。「開宗明義」のように話の冒頭で趣旨を述べ、その後、その趣旨を具体的に補完していくような話の進め方は大切だと思います。

話を聞いてくれる相手は、大切な時間を割いてくれていることを忘れないようにしたいものです。

 

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