風は吹けども山は動ぜず
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
「風は吹けども山は動ぜず」
ということわざです。
「風は吹けども山は動ぜず」とは
「風は吹けども山は動ぜず」とは、
「周囲が混乱していても、落ち着いて全く動じない」という意味です。周囲がどうであっても動じないさまを風と山に見立てて言っています。
ビジネスにおいても、何らかの事態が起こった時、経験が少ない人は慌ててしまい、事の大小に関わらず同様に反応してしまいますが、経験豊富な人は、まず事態の大きさを見極めた上で事の大きさに応じた対処を行います。
いたずらに騒ぎ立てても周囲を混乱させるばかりで事態は収拾しません。「風は吹けども山は動ぜず」、今どういう状態なのか、何をまずすべきなのかを冷静に判断するようにしたいものです。
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