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アドセンスの広告収益は上昇中
アドセンス広告を始めてから7ヶ月間は、色々と試行錯誤したものの裏目裏目に・・・。広告のクリック率・クリック単価ともに下落する状況に悩まされました。
しかし、7ヶ月目の終わり頃にはようやく下落の原因がつかめ、8ヶ月目に入ってクリック率とクリック単価の改善について対策を講じた結果、現在の広告収益は順調に推移しています。
実験サイトのアドセンス広告 月別指標
(アドセンスの規約により、正確な数値は出せないので、下一桁の数値は四捨五入しています)
期間 | ページCTR | CPC | ページRPM |
1ヶ月目 | 0.7% | 60円 | 400円 |
2ヶ月目 | 0.6% | 60円 | 370円 |
3ヶ月目 | 0.6% | 50円 | 300円 |
4ヶ月目 | 0.7% | 40円 | 280円 |
5ヶ月目 | 0.6% | 45円 | 270円 |
6ヶ月目 | 0.4% | 40円 | 170円 |
7ヶ月目 | 0.4% | 40円 | 160円 |
8ヶ月目 (8/1〜12) |
0.7% | 50円 | 350円 |
ちなみに「ページCTR」は「ページビューに対する広告のクリック率」、「CPC」は「広告のクリック単価」、「ページRPM」は「1000ページビューにおける収益額」を表しますが、表中の数値が示す通り、ほぼ初期の段階に戻りつつあると言えます。
数値的に安定してきていますので、さらにアドセンス広告のクリック率(ページCTR)を上げるべく、アドセンスのページ単位の広告の一つ「モバイル全画面広告」を導入することにしました。
アドセンスのページ単位の広告とは?
アドセンスのページ単位の広告とは、スマホを中心としたモバイル端末用に配信される広告で、画面一番下のフッター部分に固定表示される「アンカー広告」とページ読み込み時にモバイル端末の全画面に表示される「モバイル全画面広告」の2種類があります。
ページ単位の広告の内、アンカー広告は、スマホの表示領域が狭くなり、通常の広告とアンカー広告が同時表示されてデザイン的にごちゃついている感じを受けましたので、今回は見送って「モバイル全画面広告」のみを導入することにしました。
アドセンス「モバイル全画面広告」を導入してみた
ということで、アドセンスの「モバイル全画面広告」を導入してみました。
導入自体はあまり難しくはなく、指定されたソースコードを広告表示しようとするページの
タグ内に貼り付けるだけです。今回、アドセンス広告を運用しているサイトは WordPress を使っていますので、header.php の の直前に貼り付けて「モバイル全画面広告」のスイッチを ON したら完了です。ちなみに「モバイル全画面広告」はアドセンス側の説明によると、
モバイル全画面広告は、サイトのページの読み込みの間に表示され、ユーザーが簡単に非表示にできます。
- 最適なタイミングで広告が表示されるので、収益やユーザーの利便性が高まります
- ハイエンドモバイル端末でのみ表示されます
- ユーザーの利便性を高めるため表示回数が制限されています
とあります。
表示回数が制限されることで、サイト訪問者のユーザービリティに大きな影響を与えないで済みそうですが、逆に大きなクリック率アップには寄与しないかもしれません。
ただ、こういった数値の改善は小さなことの積み重ねが大事。どの程度の改善に繋がるかはわかりませんが、当面は数値をウォッチしていきたいと思います。