今回は当社が管理するサイト群から見た 年末年始のサイトアクセス数 について書いてみます。
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ビジネス系のホームページやブログなどは一般的に土日祝日はアクセス数が減る傾向にあります。この傾向から見ると年末年始は大きい休日ですからサイトへのアクセス数は減りそうですが、実際はどうなのでしょうか?
年末年始のサイトアクセス数を日別に検証してみたら以下のようになりました。
なお、数値は標準的な同曜日と比較し、平均値を5%刻みで丸めています。
2015-2016年 年末年始 アクセス数
12/28(月) | 100% |
12/29(火) | 90% |
12/30(水) | 70% |
12/31(木) | 60% |
01/01(金) | 60% |
01/02(土) | 70% |
01/03(日) | 90% |
01/04(月) | 100% |
やはり年末年始のサイトアクセス数は低下していますが、大きくアクセス数が落ちるのは 12/30~1/2 の間で、12/29 や 1/3 は意外にアクセス数の低下は見られませんでした。
さらにアクセス数が低下している 12/30~1/2 の間でも、通常の土日祝日は平日の65%前後のアクセス数であることを考えると、サイト運営上は年末年始は通常の土日祝日と大差がないと言って良いでしょう。
今回はリスティング広告を運用しているサイトは上記データから省き、SEO対策のみのサイトで算出しましたが、SEO対策のみ(自然検索)もリスティング広告もキーワードを検索して表示されるという点では変わりませんので、サイトへアクセスを呼び込むという観点であれば、リスティング広告も年末年始期間中でも有効と言えるでしょう。(ただし、問い合わせ率(CV率)は年末年始とそれ以外では変わる可能性がありますので注意は必要です)
年末年始期間だからといって特に身構える必要はどうやらなさそう、というのが今回の検証結果です。