起業したては経営者団体・異業種交流組織に入らない

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起業したては経営者団体・異業種交流組織に入らない今回は起業して間もない経営者向けの記事です。

先日、こういう記事(過去記事:異業種交流組織BNIを勧めない3つの理由)を書きましたが、さらに一歩進んで経営者団体や異業種交流組織について書いてみることにします。

起業すると、まず直面するのが「仕事の受注」です。色々と皮算用をして起業したのはいいが、実際に起業してみると「あれ?仕事が来ない」ということはよくあることです。で、人脈を広げる必要性に駆られ、経営者が集まる交流会に参加し名刺を配りまくる方を起業支援をしているとよく目にします。

交流会に毎週何回も参加し、そこで出会った人に連れられて、仕事を貰おうと経営者団体や異業種交流組織の説明会へ行く。
でも、それでは個人事業+αの仕事が精一杯です。

起業して間もない経営者が入れる経営者団体や異業種交流組織には、ご自身同様にまだ創業期にあって仕事を探している方が一杯いるのです。仕事を探している者同士が寄り集まっても、先々につながる仕事は生まれていきません。

さらに自社のことで手一杯のはずなのに、経営者団体や異業種交流組織の活動に時間を割くのは経営者としては本末転倒と言えるでしょう。

いかに大きい組織の経営者団体や異業種交流組織であっても、仕事を身内や仲間内で回していてはいずれ破たんします。自社の商材があって、そのターゲット層があり、そのターゲット層にアプローチをしていって初めて仕事は生まれ、順調に成長していきます。

経営者団体や異業種交流組織に加入するには入会金や月会費も必要です。起業時の資金は集客できるか海の物とも山の物ともつかないものに支出するのではなく、しっかりと自社の商材の集客や人材へ支出すべきだと思います。