DeNAがキュレーションメディアサイトで謝罪

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DeNAがキュレーションメディアサイトで謝罪IT大手の DeNA(ディー・エヌ・エー)が「WELQ」などキュレーションメディアサイトに根拠が不明な記事を掲載したとされる騒動で、DeNAの守安社長・南場会長が都内で記者会見を開き謝罪しました。

今回、特に問題になったのは医療・健康情報を集めたキュレーションメディアサイト「WELQ」になります。

フリーライターから記事を集め、それらの記事をまとめて(キュレーション)、メディアサイト化する「キュレーションメディアサイト」の問題点が出た形です。本来、記事内容の文責は発行者であるDeNA(ディー・エヌ・エー)が負うべきですが、文章を書いたライターが責任を負う形になっていたとのことで、内容以前の問題もありました。

医療・健康・美容などは、薬事法の関係もあり、メディアにとっては特にナーバスな分野です。一方で、健康・美容関連商品は日々雨後の筍のように生まれてしのぎを削っており、「WELQ」のような医療・健康・美容系キュレーションメディアは引く手あまたでしょう。

しかし、医療の観点から誤った情報や、薬事法上問題となる情報が掲載されていた、などの今回の騒動を受け、DeNA(ディー・エヌ・エー)は「WELQ」などのキュレーションメディアサイトから「ダイエット」「抜群」「絶対」「効果」「100%」「誰でも」など、問題がありそうなページを非公開(削除)することになりました。

DeNAといえば、ガラケーゲームで急速に拡大した企業ですが、スマホゲームアプリで出遅れ、最近は任天堂とのゲームアプリでの業務提携などで活路を開こうとしていました。

そして、キュレーションメディアサイト事業もDeNA(ディー・エヌ・エー)の今後の屋台骨を支えてくれるはず、だったと思います。

おそらく今回の一連の騒動で、DeNAのキュレーションメディアサイト事業は頓挫するでしょう。スマホゲームアプリで出遅れ、収益の核を失いつつある中で、DeNA経営陣には焦りがあったのかもしれませんが、将来大切となる事業であればあるほど丁寧な進め方をすべきだったと言えるでしょう。

 

そもそも「キュレーションメディア」とは何なのか・・・

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