売上債権回収日数とは
商品を販売した場合、それは売上債権となります。売上債権が回収されるまでにかかる期間を、日数で示した指標を「売上債権回収日数」と呼びます。「売上債権回収日数」は「売上債権回転期間」とも呼ばれています。
売掛金がどのくらいの期間で回収されているかを知るのは、資金繰りの状態を把握する重要なポイントになります。売掛金の残高と言うのは、売上高の大きさに比例するため、売掛金を平均の月商で割り平均的な回収期間を計算します。
例えば、平均月商が6千万円の会社で売掛金(売掛金+受取手形)の残高が1千万円だった場合、
売上債権回収日数:1000万円 / 6000万円 × 30日 = 5日
となります。
会社経営を考えると、売掛金の回収期間である「売上債権回収日数」は短いほど良く、売掛金の回収期間が短いと資金繰りも楽になります。
「売上債権回収日数」が長い場合、不良債権の発生、商品代金以外の債権の存在が疑われますので注意しましょう。