歴史から学ぶ

遠交近攻 〜「遠交近攻（えんこうきんこう）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「遠くの国と同盟を組み、近くの国を攻める」計略のことです。

関門捉賊 〜「関門捉賊（かんもんそくぞく）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手が弱小であれば、相手の退路を断って包囲殲滅すべき」という計略のことです。

東条英機の最後の言葉として、東条英機の辞世の句を紹介してみることにします。東条英機は陸軍軍人であり、陸軍大臣を経た後に首相として太平洋戦争の開戦を決定しました。

金蝉脱殻 〜「金蝉脱殻（きんせんだっこく）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手が優勢な時、ひそかに主力を他に移して相手を惑わせる」計略のことです。

阿南惟幾（あなみ これちか）の最後の言葉として、阿南惟幾の辞世の句を紹介してみることにします。阿南惟幾は、太平洋戦争終結時の陸軍大臣として、昭和天皇の終戦の詔書に同意しました。

「混水摸魚（こんすいぼぎょ）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで、水をかき混ぜて魚が何も見えない状態にして捕まえるように「相手の内部が混乱したら、それに乗じてこちらに従わせる」という意味です。

「釜底抽薪（ふていちゅうしん）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手の活動を支えている重要なものを断つことで、相手を弱体化させる」という意味です。

「五事七計」という孫子の兵法の言葉を見てみることにしましょう。一般的に「五事七計」と呼ばれますが、戦力を検討する基本原則「五事」と戦いの勝敗を決める基本条件である「七計」に分かれます。

擒賊擒王 〜「擒賊擒王（きんぞくきんおう）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手の核心（軍の主力や中心人物など）を叩くことで、相手を弱体化する」という意味で使われます。

抛磚引玉 〜「抛磚引玉（ほうせんいんぎょく）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「価値の低いものを囮にして、相手をおびき寄せる」という意味で使われます。