Facebookページは広告機能を使わなければ無料ツールな為、広報・宣伝ツールとして利用している企業も多いと思います。
私のところにも2~3年前の Facebookブームの時に比べると減りましたが、Facebookページへの「いいね!」リクエストが Facebook友達から月に数回は来ます。
Facebookページへの「いいね!」リクエストを見ていて感じるのは、新規にサービスや商品が立ち上がると、サービスや商品毎に Facebookページを作成するパターンが多いこと。
SNSでのマーケティングに本腰を入れる為の Facebookページ立ち上げなら良いのですが、見た感じでは、無料だからとりあえず立ち上げたものの、どう運用するかを考えているうちにタイミングを逸してしまい、そのまま Facebookページを活用しないまま放置するケースが多いように思います。
その結果、Facebookページが分散して乱立する 事態になってしまいます。
いいね!が5千以上ある Facebookページのアカウントを複数運用するなら別ですが、数百程度のいいね!数の場合、よほど話題性がある記事を投稿しない限り、SNSの特徴である「拡散効果」は期待できません。「拡散効果」が薄い中で、専用の担当者がいる、もしくは強い信念で SNS集客を狙っていく場合を除き、複数の Facebookページのアカウントを運用し続けるのは至難の業と言って良いでしょう。
ターゲット別に Facebookページを設けたいという気持ちは理解できますが、 Facebookページ毎に合った記事を日々考えながら投稿し続けるよりも、通常の企業であれば、会社の Facebookページに集中して「いいね!」を集め、情報を発信していくことをおすすめします。
一社につき Facebookページのアカウントは一つ。Facebookページのアカウントは多ければ多いほど情報が拡散するわけではありません。
運営できる最低数に収めるのが、正しい Facebookページの運用 です。