中小企業

「健康経営」は、中小企業経営において昨今クローズアップされているキーワードの一つです。企業経営を行う上で、少数精鋭の陣容により人件費コストを抑制して利益拡大を目指す中小企業の経営者が多いことも事実です。

過度な社内稟議によって業務が停滞している例を挙げてみましょう。先日、社員数40名ほどのとある中小企業からシーズン限定の集客依頼をいただき、集客ツールを制作しました。

大企業は意思決定が遅く、中小企業は意思決定が速いと思われがちですが、現実は全く逆のようです。例えば、物事を始めるかどうかを決める際、大企業は数日で決まりますが、中小企業は２〜３ヶ月かかる場合もあったりします。

今回は、人手不足の時代を乗り切る中小企業経営について考えてみたいと思います。人手不足に対応するには「新たに人手を確保する」または「人手に頼らないように業務改善する」という大きく２つの方向性があります。

中小企業専門で Webマーケティングを中心に集客全般をサービスとしてご提供していますが、サービスを提供していて気になることがあります。辛口な話になりますが「スピード感の欠如」が目立つのです。

「人材不足」「社会保険や労基法適用の厳格化」「残業代未払い・SNS炎上などの雇用リスク」が顕在化してきていて、中小企業にとって人に頼る経営が曲がり角に来ているように思えます。

数人の会社の場合、意思決定にさえ時間を要さなければ、集客開始まではスピーディーです。しかし、会社の規模が大きく、社員数が増えるとともに、集客決定から集客開始までの時間が次第に長くなっていきます。

中小企業の経営者の方とお話ししていると「中小企業だから・・・」とネット集客に対して腰が引け気味の方がいらっしゃいます。そんな時、私は「中小企業だからこそネット集客をすべき」と答えています。

企業経営にとって離職率の高さは非常に頭の痛い問題です。大半の社員が数年で離職してしまう会社も多く、企業経営（特に中小企業経営）にとって離職に伴うコストが大きくなる一方です。

当社の場合、中小企業からのご相談がほとんどなので大企業の状況はわかりませんが、少なくとも中小企業の人材・労働力不足はかなりひっ迫しているように感じます。