兵法三十六計

空城の計 〜「空城の計（くうじょうのけい）」とは、兵法三十六計の第三十二計で「備えがない時に無防備に見せて、相手の警戒心を誘う」計略のことです。簡単に言うなら「はったり」です。

美人の計 〜「美人の計（びじんのけい）」とは、兵法三十六計の第三十一計で「美女や珍しい物を献上することで、相手に安逸をむさぼらせて闘志を削ぐ」計略のことです。

兵法三十六計 〜 兵法三十六計とは、中国の三国時代以降に生まれた兵法書のことです。宋の名将 檀道済が三十六通りの戦術にまとめたことから「兵法三十六計」と呼ばれています。

反客為主 〜「反客為主（はんかくいしゅ）」とは、兵法三十六計の第三十計で「弱者が強者を内側から組織を乗っ取る計略で、順を追って段階的に主導権を手に入れていくこと」を指します。

樹上開花 〜「樹上開花（じゅじょうかいか）」とは、兵法三十六計の第二十九計で「弱小であっても、威勢があるように見せかけることで相手を威圧する」計略を指します。

上屋抽梯 〜「上屋抽梯（じょうおくちゅうてい）」とは、兵法三十六計の第二十八計で「相手をそそのかして行動させた後、一転して退路を断って撃滅する」計略を指します。

仮痴不癲 〜「仮痴不癲（かちふてん）」とは「愚鈍を装って相手に警戒心を持たせず、時期の到来を待って行動する」計略で、仮痴は知らぬふりをすること、不癲はむやみに動き回らず平静でいるという意味です。

指桑罵槐 〜「指桑罵槐（しそうばかい）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「第三者を強く批判することで、間接的に自分の意図を相手を伝える」計略のことです。

偸梁換柱 〜「偸梁換柱（とうりょうかんちゅう）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「こっそり物事の本質や内容をすり替え、まんまと相手をだます」計略のことです。

仮道伐虢 〜「仮道伐虢（かどうばつかく）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「自分より弱い相手を分断して各個撃破する」計略のことです。