救火揚沸(きゅうかようふつ)

故事成語

救火揚沸(きゅうかようふつ)

救火揚沸(きゅうかようふつ)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「救火揚沸(きゅうかようふつ)」

という中国の古書「史記」が出典の故事成語です。

「救火揚沸(きゅうかようふつ)」とは

「救火揚沸(きゅうかようふつ)」とは、
火に油を注ぐこと。目的と手段がちぐはくで、かえって逆効果になる」という意味です。

物事を変えようとする時「目的と手段」が問われます。通常「自分たちが何をなそうとするのか」という目的があって、その目的を達成するために「取るべき手段」を決めて行動するわけです。

話を「救火揚沸」に戻しましょう。「救火揚沸」という言葉を見ていると、ふと民進党の解党のことを思い起こしました。

衆院解散に伴い、民進党の代表である前原誠司氏が「安倍政治を止める」ために、民進党を解党して主義主張が大きく異なる希望の党への合流を決めましたが、前原代表の発言を見ていると、目的が「安倍政治を止めること」で、手段が「主義主張が異なる希望の党との合流」というようにしか見えず、これでは大義名分に欠け、国民の理解を得ることはできません。

このように大事を成す時であればあるほど「目的と手段」の設定は重要です。物事が上手くいかない時は「目的と手段」がちぐはぐになっていないかを冷静に考え直すことも必要でしょう。

 

人生に役立つ言葉を見てみよう・・・

役立つ用語集「故事成語・ことわざ」を見てみる

スポンサーリンク

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスターの第一法則 ランチェスターの第一法則とは一騎打ちの法則とも呼ばれるものであり、最…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    接近戦〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略は強者にも弱者にも当てはまる汎用性の高い戦略です…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスター戦略とは ほとんどの産業においては、数社のトップ企業がシェアのほとんどを分け合い…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. ゲティスバーグの戦い|勝因・敗因
    ゲティスバーグの戦い 南軍の敗因 ゲティスバーグの戦いとは、1836年7月1日から7月3日にか…
  2. 井陘の戦い(せいけいの戦い)|韓信の勝因と趙軍の敗因
    井陘の戦い(せいけいの戦い)勝因と敗因 井陘の戦い(せいけいの戦い)とは、紀元前204年10月…
  3. 官渡の戦い|勝因・敗因
    官渡の戦い 袁紹軍の敗因 官渡の戦いは、西暦200年の三国時代に起こった圧倒的な大軍を抱える袁…
  4. 桶狭間の戦い|勝因・敗因
    桶狭間の戦い 今川義元の敗因 桶狭間の戦いは、1560年6月12日に行われた今川義元軍と織田信…
  5. ゲティスバーグの戦い|勝因・敗因
    ゲティスバーグの戦い 北軍の勝因 ゲティスバーグの戦いとは、1836年7月1日から7月3日に起…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
  2. 孫子の兵法
    孫子の七計 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
  3. 孫子の兵法
    善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
  4. 孫子の兵法
    百戦百勝は善の善なるものに非ず 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵…
  5. 孫子の兵法
    上兵は謀を伐つ 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 …
ページ上部へ戻る