榎本武揚|偉人列伝

榎本武揚 偉人列伝

榎本武揚は1836年から1908年まで生存した日本の武士で、化学者や外交官、政治家といった側面も持ち合わせた人物です。

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榎本武揚は長崎海軍伝習所で勉学を学んだ後にオランダへ留学し、帰国してからは幕府海軍の指揮官を務めました。戊辰戦争の際には旧幕府軍を率いて戦い、箱館で敗北して降伏した後は東京の牢獄に2年半ほど投獄されていました。

釈放されてからは心機一転新たにできた明治政府に仕え、開拓使として北海道の資源調査などを行い、特命全権公使となって樺太千島交換条約締結を行いました。

さらに内閣制度が開始されてから、榎本武揚は通信大臣や文部大臣、外務大臣に農商務大臣など様々な要職を歴任し、日本政府の重鎮として名を馳せるようになりました。

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明治時代の著名なジャーナリストの一人として知られる人物によると、榎本武揚は江戸っ子の代表的人物のようだと評されています。これは物欲や執着心に乏しく野暮なことも嫌い、非常に義理人情を重視する涙もろい正直者という意味であり、友人の親戚を引き取って学校に通わせてやったり、お金に困っている人がいれば気軽に貸してあげるなど情の深さを窺わせる榎本武揚のエピソードがいくつも残されています。

一度信用した人は何でも信じて助けてあげる傾向があるため、友人としては最高なのだが仕事仲間としては困る人物として周囲の友人たちからからかわれていました。東京で2年半投獄されている間、一般の囚人などとも気軽に交流を深めていった経験から、細かいことに無頓着で粋な趣味を持つようになったと言われています。

榎本武揚は豪快で無類の酒好きとしても知られており、酒のことを米の水などと呼んで毎日ガブガブ飲んでいたという逸話がある程です。洒落っ気も持ち合わせており、戊辰戦争に参加した時の心境を尋ねられると、当時のことは外国から帰国したばかりで日本の情勢がよくわかっておらず、取りあえず強気で気に食わない長州人に抵抗してみただけであり、今であればあんな幼稚な行いは絶対にしないなどと冗談を飛ばしていたと伝えられています。

また、榎本武揚はもともと将軍家御用達として作られた豪華な御成座敷で酒を楽しむのを好んでいたと言われており、その御成座敷の園内に残された有名な俳人の句碑を見て、拙くてつまらない句だと言って自作の句に詠み直してしまったと伝えられています。このようなエピソードを聞くと豪快で男らしいイメージが湧いてきますが、実は海外に留学していた経験から特に外国発祥の植物や花については非常に知識が豊富で、花園を営む店の主人に花の種類や育て方を教えていたという繊細な一面が垣間見える話もあります。

明治政府が始まった後、榎本武揚は重職である実務的な大臣職を歴任し、周囲から明治最良の官僚という最高の評価を得るに至っています。明治天皇からも厚い信頼を寄せられており、ロシア皇太子暴漢が襲った大津事件では、ロシアへの謝罪特使として働くよう依頼を受けています。

郵便記号を決めた榎本武揚、そして・・・

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