兵強ければ則ち滅ぶ

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兵強ければ則ち滅ぶ

兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければ すなわちほろぶ)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの名言を「故事成語」として伝えてきました。

その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「兵強ければ則ち滅ぶ」

という中国の古書「淮南子」から伝わる故事成語です。

「兵強ければ則ち滅ぶ」とは

「兵強ければ則ち滅ぶ」とは、「兵力が強大だと、油断やおごりで国を滅亡させる恐れがある」ということから転じて、

強そうに見えるものほど、かえってもろい。

という意味です。

一見すると強大に見える会社の組織でも、その内情は脆弱であったりします。さらに、そういった会社では、社員の危機感が薄いものです。過去の実績や評価にあぐらをかいていると、あっという間に危機に陥ってしまうのは、現代でも変わりません。

今回は、「兵強ければ則ち滅ぶ」という故事成語をご紹介しました。偉人たちの人生が凝縮された故事成語や名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。

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