細川ガラシャ 最後の言葉〜辞世の句

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細川ガラシャ 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、細川ガラシャの最後の言葉として、細川ガラシャの辞世の句を紹介してみることにします。

細川ガラシャの最後

細川ガラシャは、明智光秀の三女で戦国大名 細川忠興に嫁ぎました。敬虔なキリシタンとしても知られる細川ガラシャですが、徳川家康による上杉討伐の隙を狙って大坂で挙兵した石田三成に屋敷を包囲され、1600年8月25日、自ら命を絶ちました(キリシタンの為、実際は家臣が介錯したようです)。享年は37歳前後と言われています。

そんな細川ガラシャの辞世の句と言われているのが以下の句(短歌)です。

細川ガラシャ 辞世の句

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

この歌を現代文に訳すなら、

花も人も散りどきをわきまえてこそ美しい

といったところでしょうか。

死を前にした時、彼女の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この細川ガラシャの最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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