炎上した結果・・・DYM社 炎上から3ヶ月

炎上した結果・・・DYM社 炎上から3ヶ月タイの王室保養地ホアヒンのビーチにおいて、研修旅行中であった 株式会社DYM の社員数十名が全裸で騒いだ騒動から、早いもので3ヶ月が経ちました。

ネット炎上を引き起こした後、検索結果・検索順位がどうなっていくのかを定点観測していますので、早速、DYM社がネット炎上してから 3ヶ月経過した時点での状況について見てみることにしましょう。

「DYM」でキーワード検索した時のネガティブサイトの検索順位

事件直後:4位,6位
1ヶ月後:4位,5位,6位,9位,10位
2ヶ月後:5位,6位,7位,10位
3ヶ月後:3位,5位,6位,7位,8位,9位,10位

前回の計測から1ヶ月経ち、社名で検索を行った時に検索上位10位以内に、当ブログの過去記事を含めて 7つのサイトが表示されてしまいました。さらに画像検索はモザイクを掛けたくなるくらい酷い状況で、その他にも「DYM 評判」のキーワードで検索しても検索上位10位以内に DYM社にとってのネガティブ情報が半数以上含まれるという“惨憺たる状態” になりつつあります。

では、なぜ炎上から 3ヶ月も経ったタイミングで急にネガティブ情報が上位表示 されてしまったのでしょうか?

その理由は、検索エンジンの “癖” にあります。検索サイトのほとんどは Google の検索エンジンを使っていますが、Google の検索エンジンには、ちょっとした “癖” があります。
どういった “癖” かというと、新規にコンテンツ(サイトやページ)が発生した時に、Googleはそのコンテンツを認識し、検索順位の順位付けを行います。しかし、当初付けられる検索順位は低めで、コンテンツ公開から 3~4ヶ月後に検索順位は比較的大きくアップする傾向があります。

影響力の大きいサイト、例えばアクセス数の多いカリスマブログやニュースサイト、2ちゃんねる・ネイバーなどのまとめサイトなど最初から上位表示されるものもありますが、そういうサイトはごく少数で、通常のホームページやブログのページの場合、公開時に暫定順位を付けられ、公開から 3~4ヶ月後に(その時点での)確定順位になるわけです。

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今回の DYM社の件だと、炎上直後 ~ 2ヶ月後あたりだと、比較的アクセスが多くて影響力が強いブログやまとめサイトが検索上位に顔を出しているだけで、これから DYM社の炎上直後に作られた様々なコンテンツが時間差で検索上位に顔を出してくることが予想されます。

とはいっても、すでに現時点で「DYM」とキーワード検索を行うと上位20件のほとんどがネガティブな内容で占められていますので、検索結果画面がこれ以上に酷い状態になるとは考えにくいのですが、より長期間に渡って現在のような “惨憺たる状態” が続く可能性は高そうです。

このようにネット炎上などで特定キーワードに関するコンテンツとアクセスが大量に集まる場合、検索結果にネガティブな痕跡が長期間残ってしまいます。
よくネットの書き込みは時間が経つと検索順位が下がって消えていくと思われがちですが、一旦上位表示されると、そのコンテンツを上回る内容のコンテンツが生まれない限り、5年でも10年でも検索上位に表示され続けます。

今回の DYM社の炎上の場合だと、炎上 → 再炎上 を繰り返していますので、少なくとも 年単位で「検索結果がネガティブ情報だらけ」という状況が続くでしょう。ひょっとすると数年間引きずってしまうかもしれず、そうなってしまうと少なからず会社の業績にも影響が出てきます。

企業を舞台としたネット炎上は、社員や経営者のちょっとした気の緩みや慢心から生まれるものです。どんな企業でも “炎上” の危険性とは隣合わせだということを認識して、注意深く会社経営をしていきたいものです。

次は「DYM炎上4ヶ月〜風評被害や誹謗中傷対策の効果とは」を見てみる

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