戦略と戦術の違いとは?

戦略と戦術の違い

戦略と戦術は軍事用語ですが、ビジネスの現場でも戦略と戦術の言葉はよく使用されています。戦略と戦術は意味が異なりますが、ビジネスマンの中には両者を混同している人もいますので、戦略と戦術の違いを知っておくことはビジネスマンにとっては大事なことです。

戦略とは戦争の総合的な準備や計画のことで、戦いをする上での総合的なプランのことです。戦争をするには入念に準備をして参謀が計画を立案しますが、ビジネスではいかにして利益を出すかや、もっと利益を出すにはどうすれば良いのかを考えた上で計画を立案します。これを経営戦略といい、ビジネスの現場では経営戦略に基いて営業活動などを行います。

一方、戦術とは戦略を実現するための手段のことです。太平洋戦争では日本軍はアメリカやイギリスなどの連合国と戦いましたが、日本軍は戦争に勝つための戦略を立て、戦略を実現するために真珠湾攻撃を行いました。日本軍が行った真珠湾攻撃は戦術であり、連合国が行ったノルマンディー上陸作戦なども戦術に該当します。

ビジネスの現場での戦術は、売上アップを図るためにキャンペーンを実施したり、DMやポスティングなどを行いますが、キャンペーンの実施やポスティングなどは戦術に該当し、軒並み訪問の飛び込み営業やテレアポ営業なども戦術に該当します。

経営戦略は企業にとって最も大事なものですので、全社員に周知させることが必要です。社員は経営戦略を念頭に、自分に与えられた仕事を遂行することになります。経営戦略は一度決めたら途中で変更するのは厳禁です。何度も頻繁に経営戦略を変更すると社員は混乱してしまい、経営陣に対して不信感を抱いてしまいます。ただし、経営戦略は定期的に見直すことが必要で、社会の変化や時代の流れに応じて臨機応変に経営戦略を立て直すようにします。

戦術を実行するのは一般社員ですが、部長や課長などの管理職が現場での指揮官になり、経営陣の要求に即してプランを練ります。結果については随時経営陣に報告し、経営陣は現場の状況に応じて作戦を継続するか中止するかを判断することになります。

経営戦略に特化した戦略コンサルタントと呼ばれる専門家も存在し、戦略コンサルタントに相談すると、経営戦略の立案をサポートしてくれるので、必要に応じて活用すると良いでしょう。

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