紀貫之 最後の言葉〜辞世の句

辞世の句 最後の言葉

紀貫之 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、紀貫之の最後の言葉として、紀貫之の辞世の句を紹介してみることにします。

紀貫之の最後

紀貫之は、平安時代の貴族で「古今和歌集」の選者としても有名な歌人です。三十六歌仙の一人としても知られ、「古今和歌集」「新撰和歌集」を編纂し「土佐日記」を記すなど、当時の和歌界の第一人者として活躍しました。歌の力によって幸運がもたらさるという「歌徳説話」も生んだ紀貫之ですが、945年の6月30日に70代で亡くなっています。

そんな紀貫之の辞世の句と言われているのが以下の句です。

紀貫之 辞世の句

「手にむすぶ 水に宿れる 月影の あるかなきかの 世にこそありけれ」

この歌を現代文に訳すなら、

手にすくった水に映る月のように、あるのかないのかよくわからない世であった

といったところでしょうか。

この歌は、齢70を超えて最後を迎える時に感じるこの世のはかなさを写実的に描いており、日本を代表する歌仙としてさすがの一首だと思います。

死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この紀貫之の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

偉人の最後の言葉を見てみよう・・・

偉人の「辞世の句」を見てみる

ランチェスター戦略から学ぶ

  1. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    接近戦〜ランチェスター戦略 ランチェスター戦略は強者にも弱者にも当てはまる汎用性の高い戦略です…
  2. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    弱者の戦略〜ランチェスター戦略 経営戦略や事業戦略を策定する場合には、自社の立場や強み弱みを認…
  3. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    局地戦〜ランチェスター戦略 ビジネスで成功したいという思いは、ビジネスマンであれば誰でも抱いて…
  4. ランチェスター戦略・ランチェスターの法則
    ランチェスターの第一法則 ランチェスターの第一法則とは一騎打ちの法則とも呼ばれるものであり、最…

戦いの勝因敗因から学ぶ

  1. 奉天会戦|勝因・敗因
    奉天会戦 ロシア軍の敗因 奉天会戦は、日露戦争における最後の会戦です。中国の奉天(現在の瀋陽)…
  2. 鳥羽伏見の戦い|勝因・敗因
    鳥羽伏見の戦い 旧幕府軍の敗因 鳥羽伏見の戦いとは、新政府軍が勝利して、旧幕府軍が敗退すること…
  3. 第二次長州征伐|長州藩の勝因と幕府軍の敗因
    第二次長州征伐 長州藩の勝因 第二次長州征伐とは、徳川幕府が長州藩の討伐に乗り出した江戸時代後…
  4. 井陘の戦い(せいけいの戦い)|韓信の勝因と趙軍の敗因
    井陘の戦い(せいけいの戦い)勝因と敗因 井陘の戦い(せいけいの戦い)とは、紀元前204年10月…
  5. 桶狭間の戦い|勝因・敗因
    桶狭間の戦い 今川義元の敗因 桶狭間の戦いは、1560年6月12日に行われた今川義元軍と織田信…

孫子の兵法から学ぶ

  1. 孫子の兵法
    孫子の七計 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 そ…
  2. 孫子の兵法
    勝つべからざる者は守なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書で…
  3. 孫子の兵法
    善く戦うものは、勝ち易きに勝つ者なり 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書…
  4. 孫子の兵法
    兵は拙速を聞くも、未だ功の久しきをみざる 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武…
  5. 孫子の兵法
    上兵は謀を伐つ 「孫子」は、二千数百年前の弱肉強食の時代に生きた孫武が書いた兵法書です。 …
ページ上部へ戻る