隔靴掻痒(かっかそうよう)

故事成語

隔靴掻痒(かっかそうよう)

隔靴掻痒(かっかそうよう)

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

隔靴掻痒(かっかそうよう)

という中国の仏教書「無門関」が出典の故事成語です。

「隔靴掻痒(かっかそうよう)」とは

「隔靴掻痒(かっかそうよう)」とは、
「思うようにならず、もどかしいこと」を指す言葉です。

では、出典となった「無門関」の一節を見てみましょう。

何ぞ況んや言句に滞って解会を覓むるをや。

棒を棹って月を打ち、靴を隔てて痒を掻く、甚んの交渉か有らん。

とあり、現代文に訳すなら、

言葉尻にこだわっていては、理解することはできない。

地上から棒で星を打とうとしたり、靴を隔てて痒いところを掻いたりしても、なんの真実も得られない。

といった感じになります。

「隔靴掻痒」といえば、組織において物事を実行する時、他の人が思うように動かず、もどかしい思いをした経験は誰にでもあると思います。

そういった場合、トップダウンで指示したり、自分一人でやってしまいがちですが、時間や手間を掛けてでも、部下や同僚の中で意思統一をして組織で実行していくことは大切です。遠回りに見えることが、結局、一番の近道の場合になるという好例だと言えるでしょう。

 

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