アクセスは減っていないのに申込が減った

ホームページ集客

アクセスは減っていないのに申込が減った年明け早々、店舗型ビジネスを営んでいる方から「ホームページのアクセス数は減っていないのに申込が減ったので見て欲しい」という依頼がありました。

通常、ホームページからの申込やお問い合わせはアクセス数に比例するものです。ホームページへのアクセスが変わらないのに、申し込みやお問い合わせが減るのは、アクセスの質が変わった場合(例えば、広告からのアクセスで媒体を変えたなど)が考えられますが、ヒアリングしたところ、どうやらそうでもなさそうです。

ホームページを見ながら、お客様のお話を聞いていると、申込が減った原因 を一つ発見!

このホームページには、トップページにキャンペーンのコーナーがありました。

お客様曰く、「割引等のキャンペーンをアップしたが、しっくり来なかったので何度か内容を変更した」とのことで、詳しく聞いてみると、割引適用条件や割引額などを短期間で頻繁に変更していました。

ホームページにアクセスがなければ、キャンペーンの割引適用条件や割引額について修正しても、社外の誰も知りえなかったのでしょうが、当該のホームページは SEO対策を施しており、アクセス数は地域密着の店舗型ローカルビジネスとしては多い方です。当然、サービスに興味を持った “申込予備軍” のお客様は何度かホームページにアクセスしている為、見る度にキャンペーンの割引適用条件や割引額が変わっていたとしたら、その店舗へ疑念を持たれたとしても当然かと思います。

全国対象のビジネスに比べて、地域密着の店舗型ローカルビジネスの場合、お客様となりうるターゲット層は限られている上に、生活エリアが近接していることから 悪い情報の口コミによる拡散 も考えられます。

ホームページは、チラシやポスターなどの紙媒体と違って、「変更しても大丈夫」と思っているかもしれませんが、商品価格に関する部分は特に注意しなければなりません。

上記の件であれば、一度掲載したら1~2ヶ月の期間は変更しない、誤りがあったのならばその旨を補記して修正するべきであったと思います。

知らないうちに 記載内容がコロコロ変わるホームページを信頼する人は少ない ということを肝に銘じておくべきです。

 

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