キッズウィークとは
キッズウィークとは、2018年4月からの開始を検討している新しい祝日のことです。子供の人間性や豊かな心を育むために親や兄弟などの家族たちと一緒の時間を過ごせるようにと検討されています。
簡単にキッズウィークの説明をするなら、「小中高生の大型連休や休暇になる夏休みや冬休みといった休日の一部を他の平日に振り分けて大型連休にする」ものになります。
キッズウィークの休みの振り分け方は地域毎に委ねられており、地域行事に参加しやすいよう配慮することで、地域の大切さや故郷への思いも育む事や家族や地域の人達との絆を深める事もできるでしょう。
キッズウィークと聞くと、子どもだけの事かと思ってしまいがちですが、政府は企業にも働きかけをしており、企業に対してキッズウィーク期間中の有給休暇を取りやすくするよう求めています。キッズウィークによって家族全員が休める大型連休が新たにできることにより、消費活動が高まり景気向上の手助けにもなるいう考えもあります。
キッズウィークでは、どこに休日を当てはめたりするかは決まっていませんが、夏休み期間の５日間をその他の休日に当てはめることで１週間の連休ができる計算となります。
キッズウィークは地域毎に休みが違いますから、大型連休による交通機関の混雑も緩和されますし、平日に設定されるので、行楽地がたくさんの人で見れなくなったり楽しめなくなるといったこともないでしょう。行楽地としても平日に遊びに来てくれる訳ですから、キッズウィークは、どちらにとっても有意義な政策と言えるかもしれません。
まだキッズウィークは完全に実施されると決まったものではありませんが、企業としても今後の動向に注視しておく必要があります。
