こちらから顧客を探すのではなく、お客様の側から自発的にお問い合わせや購入をしてもらう「プル型」の営業手法は、少人数で効率的な運営が必要なスモールビジネスに欠くことができません。具体的には、ホームページやブログなどを運営し情報を発信していくことで、プル型営業を行うことができます。当初は、それなりにコツや手間が掛かりますが、軌道に乗れば、社員の採用コストや労働トラブル、労務管理の手間とも無縁で効果を高めていくことが可能です。
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プル型営業を取り入れていくと、新規顧客獲得に関わる営業セクションは不要になりますし、場合によると、社長一人だけの会社運営でも事業規模を徐々に拡大していくことも可能でしょう。
話をプル型営業からスモールビジネスへと戻しますが、スモールビジネスをやっていきたいとお考えなら、
- 従業員に頼らない、外部委託に頼らないビジネスモデル
- インターネットを活用し「プル型営業」に徹し、客先へ訪問しなくても販売できるビジネスモデル
を構築し、実践することが、スモールビジネスを作る上で重要になるでしょう。