ネット集客をする際、重要なポイントとして、ホームページなどで自社の商品やサービスを短時間でネットユーザー(お客様予備軍)に伝えなければなりません。
インターネットを使うユーザーは一瞬でホームページなどのWebサイトの情報を取捨選択することに慣れています。さらに言うなら、ページを見た「最初の10秒」で自分にとって必要な情報かどうかを判断し、その情報が不要であったり、よくわからなければ、そのまま通り過ぎていきます。
つまり、ホームページを使って自社の商品やサービスの集客をしたい場合、まず自社の商品やサービスを端的に10秒以内で伝える「キャッチフレーズ」、いわゆる「何屋さん」かをシンプルに伝えることが非常に大切となってくるわけです。
さらに、ホームページの中でも特にランディングページ(集客専用のホームページの一種で1ページ縦長の形状のもの)では「最初の10秒」で何を伝えられるかは集客の大きく左右する生命線と言えます。10秒間で自社の仕事をサイト訪問者に伝えることができなければ、“販売機会”を逃してしまい、思うような集客を上げていくことはできません。
それだけ自社の仕事を端的に伝える「キャッチフレーズ」は重要なものですが、「最初の10秒」で伝える「キャッチフレーズ」が重要なのは、ホームページなどを使ったネット集客だけではありません。例えば、名刺交換する際にも「最初の10秒」に自社の仕事を相手にどう伝えるかは非常に重要だと思います。
「自社の商品やサービス、そして商品やサービスの強みなどの特徴をいかに10秒間にまとめるか?」が抜け落ちたまま集客がうまくいかないと嘆いている会社を数多く見かけます。自社の特徴や“売り”を端的にまとめるところから、集客は始まります。
御社の特徴や“売り”を端的に表す「キャッチフレーズ」は決めていますか?そして、その「キャッチフレーズ」は抽象的ではないですか?全社員に共有化できていますか?