先日、当社でホームページを制作したお客様からご連絡がありました。
「うちの会社で１台だけホームページの表示が崩れて見えるパソコンがあるのだけど・・・」
こんな質問をいただきました。
さらにお聞きすると、そのパソコンでは最近、他にも色々とホームページの表示が崩れて見えるケースが多いようです。
原因が大体見えてきました。
「そのパソコンのは OS は Windows Vista とかで、ブラウザは IE8（インターネットエクスプローラー8）か IE9（インターネットエクスプローラー9）ではないですか？」と聞いて、調べてもらったらビンゴでした。
その会社様に作ったホームページもそうですが、１つのファイルでパソコンとスマホに同時対応する「レスポンシブデザイン」という制作手法で作られたホームページを筆頭に、最新の制作技術で作られたホームページは IE8 や IE9 という古いタイプのブラウザでは表示されない機能がある為、表示が崩れてしまうことはあります。
【参考記事：レスポンシブデザインとは】
すでに Windows Vista はサポートが終了していて、IE8 や IE9 といった古いブラウザはほぼ使用している方もいなくなって来た為、IE8 や IE9 で動作保証するホームページも少なくなっている上に、マイクロソフトが 2016年1月13日以降 IE8 IE9 IE10 のサポートを終了した為、今年になって作られたホームページは IE8 IE9 IE10 での見え方を考えていないケースがほとんどです。
【参考記事：IE8,9,10のサポートが終了－セキュリティに注意！】
ということで、原因は判明し、セキュリティ上危険性の高い Windows Vista のパソコンを、Windows 8 もしくは Windows 10 のパソコンに置き換えてもらうということで決着しました。
御社にもホームページの表示が最近崩れて見えるパソコンはあったりしませんか？
