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2010年に官僚による文書改竄が起きていた
財務省文書書き換え問題でマスコミと野党議員(民進・希望・立憲・共産・自由・社民の6党)は盛り上がっているようです。
官僚による文書書き換えといえば、2010年の民主党政権時でも「文書改竄(書き換えではなく内容自体を変えた改竄)事件」があったのをご存知でしょうか?
東北厚生局の職員が文書を改竄し、職員は減給(10分の1)1ヶ月の処分を受けました。ちなみにその時の所管大臣は民主党(現 立憲民主党)の長妻厚生労働大臣でしたが、辞任を含めた責任論は発生せず、記者会見で「あってはならないことが起き、お詫びする。厳重に再発防止に努める」とお詫びをしたのにとどまりました。
今回の財務省文書書き換え問題はどうなったか?
一方、今回での財務省文書書き換えについてのマスコミ報道を見てみると、
「首相や麻生氏の責任を問う声がさらに強まるのは必至」
公明党議員も「書き換えの中身がひどい。普通なら麻生氏は辞めるだろう」と語った。
「政権は一段と苦しい状況に追い込まれる」
と麻生財務大臣の引責辞任が既定路線であるかのような書き方をし、2010年の民主党政権下での前例について触れようともしない報道姿勢を貫くようです。
一方、野党議員達からは麻生大臣の辞任はもちろん、内閣総辞職を求める声も出ています。
「事実関係を見極めて麻生副総理・財務相の責任を追求していく」
こう見てくると、マスコミや野党議員の記憶力はかなり悪いのかと思ってしまいます。2010年の官僚による文書改竄事件の当事者であった長妻氏に至っては、ひょっとしたら記憶が本当にないのかもしれません。
記憶力も心配なのですが、もっと心配なのはマスコミや野党議員(民進・希望・立憲・共産・自由・社民)の文章の読解力です。
財務省文書書き換え問題については、「安倍昭恵夫人の記載を削除」とマスコミも野党6党(民進・希望・立憲・共産・自由・社民)も大きな声を上げています。
では、削られたという「安倍昭恵夫人の記載」とはどんな内容なのか、見てみることにしましょう。
これがマスコミと野党6党の言う「安倍昭恵夫人の記載」の部分になります。詐欺罪等で起訴されている籠池氏の発言内容の中に安倍昭恵夫人が出てきただけなのですが・・・
さらに、財務省による決裁文書の書き換え疑惑の中で、朝日新聞をはじめとするマスコミや野党6党の議員達は「特例的な内容」「本件の特殊性」という言葉がなくなったことを問題視していて、安倍昭恵夫人が絡んだ特殊な土地売買であったと結論づけたいようです。
しかし、前後の文章を読む限り、どう読んでも安倍総理もしくは安倍昭恵夫人絡みの「特殊性」には読み取れません。
常識的に考えると、あの土地の成り立ちや土地の下にある大量のゴミを指して「特殊性」と呼んでいるわけで、マスコミや野党議員の日本語の文章読解力の無さには驚かされます。
現にほぼ同じ広さの隣接地であった野田中央公園の土地も民主党政権下において破格値(98.5% OFF)で売却されているわけですから。
森友学園隣接地で民主党政権下「夢みたいな」値引きが起きた
今回のまとめ
記憶力の欠如、文章読解力のなさ
これが「第四の権力」と言われるマスコミと、立法府のチェック機能を果たさなければならない野党国会議員の現状かと思うと、非常に情けなくなってしまいます。
追記)
とはいえ、私自身が世間から乖離しているかもしれませんので、一応、アンケートを取ってみることにしました。
世間的には「財務省文書書き換え問題」の一連の騒動をどう捉えているのでしょうか?
【緊急アンケート】民主党政権時に起きた官僚の文書改竄で当時の長妻大臣は謝罪で済ませましたが、財務省の書き換え問題で安倍内閣はどうすべきでしょうか?
— 起業・副業を応援!BizMatch (@aimotweet) 2018年3月12日
アンケート結果を見る限り、どうやら私が感じていることは、世間の多数の方の考えと違わないようです。