リスティング広告の広告効果は下降線!?

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リスティング広告の広告効果は下降線!?当社では大小さまざまなお客様の集客のご相談を受けます。集客規模と集客予算によってベストと思われる集客方法をご提案するわけですが、ここ最近、リスティング広告(検索連動型広告・PPC広告とも言います)の出番が減ってきているのを肌感覚で感じます。

現在でも(売買仲介を中心とした)不動産業や美容外科などを中心にリスティング広告を使用するのは主流の集客手法であることに変わりはありませんが、リスティング広告自体の広告効果が徐々に落ちてきている ように思えます。

広告効果の逓減ですが、所属業界や Yahoo! や Google など媒体の自主規制により広告文の自由度が減ったこと、Yahoo! や Google でキーワードを検索して上部に広告(リスティング広告)が出てきて、広告をクリックするとランディングページという集客用1枚ものの縦長ホームページへ飛んでいくことに利用者が飽きてしまったこと、など様々考えられますが、スマホの普及とそれに伴うスマホからの検索シェアの上昇が大きな原因でないかと思います。

なぜかというと、スマホは PC に比べ表示領域が狭い為、表示する広告エリアが少ない(リスティング広告が表示されにくい)上に、指による誤クリックがあったりで広告自体の費用対効果が PC に比べて低下しがちです。さらに何より スマホにおいては、よりパーソナルなインターネットツールという観点で、モノやサービスを探す場合に、PC ほどにはキーワード検索とマッチングが良くない ことが上げられると思います。

Yahoo! では、PC でのリスティング広告枠を増やして逓減傾向に歯止めを掛けたいようですが、1ページ内に表示される広告主が増えることでクリック数の減少、クリック入札単価の上昇を生み、ひいては広告効果の減少や費用対効果の低下を生んでいくでしょう。

ネット集客においてリスティング広告頼りにせず、そろそろ「ポスト リスティング広告」について考える時期に来ているのではないでしょうか。