今日の一針明日の十針
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。
その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
今日の一針明日の十針
ということわざです。
「今日の一針明日の十針」とは
「今日の一針明日の十針」とは、
服のほころびを繕うには今日なら一針で済むが、明日まで放置するとほころびが広がって十針も縫う必要がある、という例えから転じて 「物事を先延ばしにすると、余計に手間がかかるようになる」ことを指します。
トラブルや不具合が起きた場合、放置するとより大事に至ることがほとんどです。起きてしまったトラブルや不具合はやむを得ませんが、再発防止をすぐに行い、ご迷惑を掛けてしまったお客様がいらっしゃるのであれば隠蔽せず、素直に謝罪することが、“ほころび” を最小限に食い止めることに繋がるのではないでしょうか。