当社にはB to C(B2C)を中心に様々な集客案件が持ち込まれます。
自社の商品・サービスへ集客したいというのはどの会社様でも同じですが、日々経営者の方とお話ししていて思うことを今回は書いてみます。
経営者の方とお話しして思うのは、「集客ツールや集客方法」と「集客」を勘違いされている方が意外に多いこと。
どういうことかと言えば、
自社商品を売っていく時に、「集客したいからホームページを作りたい」「集客したいからFacebookを始めたい」「集客したいからインスタグラムを始めたい」「集客したいからランディングページを作りたい」「集客したいからSEOをやりたい」「集客したいからリスティング広告をやりたい」・・・といった感じに、まず「(集客ツールや集客方法)を始めたい」と言う方が多いのです。
上の例だと、「ホームページ」「Facebook」「インスタグラム」「ランディングページ」は「集客ツール」ですし、「SEO」「リスティング広告」は「集客方法」です。
こういう経営者の方は、大体「集客ツール」や「集客方法」についてイメージできていません。
予算感的にも同様で、上の例だと、「ホームページを作る料金」「Facebookページをキレイに作る料金」「ランディングページを作る料金」など以外は頭にないことが多いです。そして、これまで集客が上手くいっていないのがこのタイプの方です。
一方、集客に成功している会社の経営者の方の発想ですが、まず、売りたい商材と想定されるターゲット層について話してくれます。その話を聞かせていただいた後、当社として予算感をお聞きし、合いそうな「集客ツール」と「集客方法」をご説明して、お客様が選びます。
ここまでお読みになった方はお気付きになったと思いますが、この2つのタイプの経営者には、大きな違いがあります。
集客を考える時、入口が「集客ツール」「集客方法」になるべきではないということです。
何を誰に売りたいのか、それをインターネットを使って売る場合にどういう「集客ツール」と「集客方法」を使うのが良いのか、「集客ツール」「集客方法」は予算をどの位掛けて集客していくかで自然に導き出されるものだと思います。そして、この全体が「集客」です。成功する集客のためには、この「集客」を考えていくことをおすすめします。