成果報酬型集客の2つのタイプと罠

集客豆知識

成果報酬型集客の2つのタイプと罠今回は最近多くなってきたインターネットの成果報酬型集客サービスについて書いてみたいと思います。

まず、成果報酬型集客サービスは大きく2つに分類されます。
一つは、検索順位や表示に紐づいたもの。例えば、SEO対策で○位以内に表示されたら、日額○円支払うといったものがこのタイプです。
もう一つは、集客サービスを利用することで実際に発生したお問い合わせや売上に対して定率や定額で報酬を支払うというものです。アフィリエイトがこのタイプの“代表選手”です。

インターネットの成果報酬型集客サービスとして最近増えているのが、前者のタイプ。
実はこのタイプには重大な欠陥(罠)があります。

  1. “成果”が発生しなければ費用が発生しない気軽感
  2. 成果報酬型なので“成果”発生時の費用が高くても許される
  3. 検索順位や表示=売上ではない

特に3点目は重要です。イメージ的には、検索で上位表示される or 目立つところに表示される=ホームページへのアクセスUP=売上UP! につながりそうですが、実際は全く異なります。例えば、SEO対策で検索順位が10位以内に入っても月に数件しかアクセスが増えないキーワードはざらにあります。むしろ、一部のビッグキーワードを除くほとんどのキーワードがそうだと言っていいくらいです。
さらに、成果報酬型ということで通常よりも高い料金を支払う為、成果報酬と言う言葉のイメージとは異なり、かなり高リスクのインターネット集客サービスと言って良いでしょう。
結果として、成果報酬型でない集客サービスの方が安価で安全ということになります。

ちなみに後者のタイプの成果報酬型集客は使用しても問題ないと思います。ただ、実質的にアフィリエイトサービスしか選択肢がなく、アフィリエイトに向く業種・向かない業種があるのと、向く業種の場合は同業内での競争が熾烈で報酬単価が高めになりがちということに留意すると良いでしょう。