打草驚蛇 〜 兵法三十六計

兵法三十六計 兵法三十六計

打草驚蛇 〜 兵法三十六計

打草驚蛇(だそうきょうだ)〜 兵法三十六計

兵法三十六計とは、中国の三国時代以降に生まれた兵法書で、宋の名将 檀道済がまとめたと言われています。

そして「兵法三十六計」に書かれた故事や教訓は、単なる兵法ではなく処世術としても活用され、広く知られるようになっています。そういった意味では「兵法三十六計」を知ることで、現代の人たちにとっても人生の参考になるのではないでしょうか。

今回選んだのは、兵法三十六計の第十三計

「打草驚蛇(だそうきょうだ)」

です。

「打草驚蛇(だそうきょうだ)」とは

「打草驚蛇」とは、
蛇が隠れている草むらを叩いて、驚いた蛇をあぶり出すことにちなんだ計略で「状況がわからない場合は、一石を投じて反応を探る」という意味です。

例えば、現代のビジネスでも、商談などで相手の出方がわからない場合、本題とは少し異なった内容の話を振ってみることがあります。

何も情報がなければ、対処のしようもありませんが、何らか相手方の反応があれば、その反応を元に状況を推測することもできます。もちろん正確性には欠きますが、相手側の意図はおぼろげながらも見えてくるものです。

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子の有名な言葉がありますが、昔も今も相手の状況を知ることは、勝つために重要なことです。その意味でも「打草驚蛇」をうまく使いこなしていくべきでしょう。

 

兵法三十六計を人生に活用しよう・・・

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