政党支持率の推移 〜 2017衆院選

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政党支持率の推移 〜 2017衆院選

政党支持率の推移を簡単にまとめてみた

いよいよ2017年の衆院選も本番です。ということで、前回の国政選挙(2016年の参院選)以降の政党支持率の推移をまとめてみました。

政党支持率 推移

政党名 読売新聞
参院選前
2016年6月実施
読売新聞
都議選後
2017年7月実施
読売新聞
衆院選前
2017年10月実施
自民党 35% 31% 33%
希望の党 8%
公明党 4% 4% 3%
立憲民主党 4%
共産党 3% 4% 3%
日本維新の会 2% 1% 1%
その他の政党 1% 2% 1%
【参考】民進党 9% 6% 1%
支持政党なし 40% 47% 38%
答えない・わからない 6% 4% 8%

新たに希望の党が誕生し、民進党が実質的に分裂したことで、直近の状況は大きく様変わりしたように見えます。

次は、保守・中道・左派・その他に分けてみましょう。少々大まかですが、現在の公認候補者の構成を見ると、

保守・・・自民党・日本維新の会

中道・・・公明党・希望の党

左派・・・立憲民主党・共産党・民進党

といった感じかと思います。希望の党は、結党当初、保守政党のように思っていましたが、候補者のメンツを見ると「中道」扱いがいいところかなと。

保守・中道・左派の支持率 推移

政党名 2016年6月支持率
参院選前
2017年7月支持率
都議選後
2017年10月支持率
衆院選前
保守 37% 33% 34%
中道 4% 4% 11%
左派 12% 10% 8%
無党派層 47% 53% 47%

安倍内閣が「もりかけ」でマスコミバッシングを食らった7月の都議選の時に一時的に増えていた無党派層は、どうやら中道勢力に流れたようです。2016年の参院選の時と比べると、保守層の1割程度と左派層の3分の1程度が中道勢力に移った感じで、今回の政界再編によって左派の受けたダメージに比べると、保守の受けたダメージが少ないことがわかります。

自民党の獲得議席予想は?

選挙戦が始まったばかりで、これから何が起こるかわかりませんが、公示前の状況を見ていると、希望の党に風が吹くことはなさそうで、支持率を落とす可能性が高そうです。そして希望の党から逃げる票は、自民党へ流れるか、選挙に行かないという選択肢になると思われます。

こういった状況を考えると、希望の党の獲得議席は 45議席程度にとどまり、自民党の獲得議席は 290議席くらいになりそうな気配です。