昨日は人の身明日は我が身

故事成語 故事成語・ことわざ

昨日は人の身明日は我が身

昨日は人の身明日は我が身

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

「昨日は人の身明日は我が身」

ということわざです。

「昨日は人の身明日は我が身」とは

「昨日は人の身明日は我が身」とは、
人の運命や災難は、いつ誰の身に降りかかるか予測できない」という意味で、他人の不幸も他人事だとは思わずに、自らの戒めとすべきということです。

「昨日は人の身明日は我が身」と言えば、日蓮が「寂日房御書」の中で「昨日は人の上、今日は我が身の上なり」と書き残しており、移り変わりの早い世の中だからこそ、人は謙虚に生きるべきだと説いています。

ビジネスでも上手くいったと喜んでいたら、すぐに足元をすくわれて窮地に陥ることはよくあります。好調だからといって浮かれず、しっかりと周囲に目を配り、人の失敗も自分の戒めとしていくことが息の長い成功につながると言えるでしょう。

良い時でも驕らず、悪い時でも希望を失わず、常に変わらず頑張っていくことが大事です。

 

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