最近、ホームページのアクセスが増えてきている、だけどホームページからのお問い合わせや売上は変化がない…ということはないですか?実はこんな事象が私どものクライアント様で頻発しています。
ホームページへのアクセスが増えるというと良いことのように見えますが、ホームページからのお問い合わせや売上が変わらないとは何が起こっているのでしょうか?
Google Analytics(グーグル アナリティクス)などのアクセス解析ツールを設置している方は数値を確認してみてください。
以前に比べて、
・ホームページへのアクセス数が増えている
・直帰率が悪化している
している場合、“あること”が起こっている可能性があります。
では、何が起こっているか知るために、さらに数値を詳しく見てみましょう。
Google Analyticsをお使いなら、「集客 > すべてのトラフック > 参照サイト」を確認してみてください。参照サイトでは、アクセスがどのサイトから誘導されたかを知ることができます。
何個か参照サイトが表示されると思いますが、その中に
・simple-share-buttons.com
・site14.simple-share-buttons.com
・site35.social-buttons.com
・site39.simple-share-buttons.com
・forum.topic45920505.darodar.com
などの見たことのないドメインがありませんか?
そしてそのドメインから大量のセッション(アクセス)がありませんか?
もし、大量のアクセスがあった場合は、それが最近ホームページのアクセスを押し上げている主要因だと思います。
simple-share-buttons.com のようなドメインからのアクセスは「スパム」(無差別かつ大量に一括して送信されるアクセスのこと)と言われるものです。今月(2015年3月)に入って、こういったスパムなアクセスが目立つようになっています。
ドメインの取得者情報を見るとロシアあたりだったりして、スパムなアクセスをする目的ははっきりしないのですが、少なくともホームページに興味を持ってくれる人達ではないことは間違いありません。このままではデータに紛れが生じてしまいますので、少々面倒ですが、Google Analyticsなどの設定からこういったスパムなドメイン経由のアクセスを除外する設定をしておくことをおすすめします。