木で鼻をくくる

故事成語 故事成語・ことわざ

木で鼻をくくる

木で鼻をくくる

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、古人の知恵や経験を「故事成語・ことわざ」として現代に伝えてきました。

その中から、時を超えて、人生に様々な示唆を与えてくれる「故事成語・ことわざ」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。

今回選んだのは、

木で鼻をくくる

ということわざです。

「木で鼻をくくる」とは

「木で鼻をくくる」とは、
冷淡にあしらったり、無愛想な態度で対応すること」を意味します。

「木で鼻をくくる」の「くくる」とは、こするという意味の「こくる」が変化したもので、木で鼻をこすっても、しっくりこないことから、上記のような意味で使われるようになりました。

ビジネスにおいて「木で鼻をくくる」という言葉を考えるなら、お客様をはじめとした社外の人への対応がピッタリきます。

私自身、多くの会社とお付き合いがありますが、売上に繋がる繋がらないに関わらず、またその金額の大小に関わらず、変わらぬ対応ができることは非常に難しいことのように思います。

安い商品を購入いただいたお客様だからといって、「木で鼻をくくる」ような対応をしていると、リピート客は生まれず、高価な商品を購入してくれる方もなかなか出てきません。

効率的に稼ごうとお客様を遠別せず、小さなビジネスを地道に積み上げていってこそ、息の長い“商売”を作る秘訣なのかもしれません。

 

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