武田信玄 最後の言葉〜辞世の句

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武田信玄 最後の言葉〜辞世の句「辞世の句」とは、人が死の間際に詠む漢詩・和歌・俳句などのことです。自分の人生を振り返り、この世に最後に残す言葉として、様々な教訓を私たちに与えてくれるといって良いでしょう。

古来より数えきれない辞世の句が残されてきましたが、今回は、武田信玄の最後の言葉として武田信玄の辞世の句を紹介してみることにします。

武田信玄の最後

武田信玄は、甲斐・信濃を治めた有名な戦国大名の一人です。上杉謙信との川中島の戦いでの死闘などを経て領土を拡大し、将軍 足利義昭の織田信長討伐令の呼びかけに応じて上洛を目指す途中、病気が悪化し、1573年5月13日(元亀4年4月12日)病死しました。享年は51歳でした。

そんな武田信玄の辞世の句と言われているのが以下の句です。

武田信玄 辞世の句

「大ていは 地に任せて 肌骨好し 紅粉を塗らず 自ら風流」

現代文に訳すなら「この世は世相に任せるものだ。その中で自分を見出して死んで行く。見せ掛けで生きてはならない。生きるのは、本音で生きることが一番楽である。」といったところでしょうか。

武田信玄が死を前にした時、彼の頭の中を去来したのはなんだったのでしょう。この武田信玄の最後の言葉である辞世の句は、皆さんの心にどう響きましたか?

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