炎上しないまとめサイトを作る為に必要なこと

集客豆知識

炎上しないまとめサイトを作る為に必要なことまとめサイトといえば、IT大手のDeNA(ディー・エヌ・エー)が運営する「WELQ」などのまとめサイト(「キュレーションメディアサイト」とも言います)に誤った情報や根拠のない情報が大量に記載されて“炎上”し、会長・社長が謝罪会見を開く事件がありました。

ネットニュースやテレビ報道等でも大きく取り上げられていましたので、ご存知の方も多いでしょう。

確かに個々の記事内容もひどいものが多いのですが、DeNAが運営するサイトで広告収入を得ているにも関わらず、記事の文責はライターが負うという運営体制にも大きな問題点があったと思います。

そもそもまとめサイト(キュレーションメディアサイト)は「ネットユーザーが知りたい情報をまとめる」サイトになります。今回のDeNAのように誤った情報が多数掲載されていた状態は、そもそもメディアとして成り立っていないわけですが、小規模ながらいくつかメディアサイトを運営している立場として「炎上しないまとめサイト」を作る為に必要な点について挙げてみたいと思います。

炎上しないまとめサイト」とは基本的に「見る人にとって役立つ&正しい情報が掲載されている」ということなのだと思います。

炎上しないまとめサイトを作る5ケ条

  1. 運営担当者は情報の真贋を見抜く目を持つ
  2. 1点目の延長線上として、本業関連のジャンルに手を出さない
  3. ライターが書いた記事は必ずリライトする
  4. 自分が信じることができない内容の記事を捨てる勇気を持つ
  5. 記事に広告の要素を入れない

まず、ネットユーザーに「正しい情報」を届ける為に必要なのは、サイト運営者担当者の「情報の真贋を見抜く目」です。まとめサイトを立ち上げる時に、よくアクセス数が多そうなジャンルを狙いがちですが、それでは「情報の真贋を見抜く目」を発揮することはできません。まとめサイトを立ち上げる時には、運営者もしくは運営担当者が得意な分野にしましょう。

まとめサイト(キュレーションメディアサイト)を作る場合、クラウド上のライターを使って記事を作ると思います。書く記事の内容(記事のタイトル)を決めてお金を支払えばドンドン記事を書いてくれます。しかし、ライターと言っても素人もかなりの確率で混ざっていますので「記事のリライト」は必須ですし、最悪は「不明確な情報の記事は捨てる」ことも躊躇してはいけません。

また、記事広告(ペイドパブリシティ)のように見える記事も炎上の元となります。昔風に言えば「提灯記事」ですが、特定の商品や企業を持ち上げた記事では、見る人に「正しい情報」を伝えることはできません。記事内容に広告の要素を入れた偏向記事が混ざっていては、そのまとめサイトが提供する全ての情報に疑問符が付いてしまいます。

「炎上しないまとめサイト」を作っていくことは、ネットユーザーが持つ疑問にどうやって答えるか、を地道に追求していくことだと思います。

 

DeNAがまとめサイトで炎上・・・

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