トップページ以外のページ(下層ページとも言います)なら、1ページ増える毎に数千円~3万円くらいでしょうか。
ホームページの発注者側としては、制作予算ができるだけ安く抑えたい、でも内容は盛り沢山にしたい、ということで、1ページに様々な内容をギュウギュウに詰め込んでしまうクライアント様が時々いらっしゃいます。
違った内容を1ページにまとめることは一見するとページ数を増やさずに済んで得をした気分になるかもしれませんが、本当にその会社は得をしたのでしょうか。今回は SEO集客の観点から触れてみようと思います。
ホームページが完成して公開すると、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン(検索システム)がホームページを認識し、内部の強大なデータベースに登録してくれます。時が経てば検索順位が上昇し、ホームページの訪問者(アクセス)が増えていき、ホームページの内容を見た人からお問い合わせや商品の購入に至っていきます。
特に SEO対策を施さなくとも、それなりに検索エンジン(検索システム)へ登録されていきます。業務に関係していて内容のあるページを設置すること自体が SEO対策になっているということになります。
ちなみに、SEO対策とは各ページがどんな内容について書いているのかをYahoo!やGoogleなどの検索エンジン(検索システム)に噛み砕いて通訳する作業
参考:「SEO対策とは結局どういうことをやっているのか?」
ですので、冒頭のようなホームページの1ページに様々な内容をギュウギュウに詰め込んでしまうような場合、そのページが何のページなのか、検索エンジン(検索システム)が判別しにくくなってしまいます。よくホームページには一杯文字を書くのが良いという風潮がありますが、あくまで統一した内容について意味があるだけで、様々な内容を1ページ内に混在させるのは逆効果です。
その結果、折角多くの内容を記載しているにもかかわらず、検索順位がどのキーワードでも上位に上がらない=ホームページへのアクセスが生まれない、ということになってしまいます。
このような場合は、確かに費用は多少かさみますが、内容毎にページを分割してページを増やしてみると集客が効果が上がりますので、是非試してみてはいかがでしょうか。