今日は私自身の体験談として、過去利用して集客につながらなかった媒体・手法を公開してみようと思います。
ただ、あくまで私の経験というだけで、どんな状況でも集客できないと言っている訳ではない点はご注意いただければと思います。
1.経営者紹介雑誌
芸能人をインタビュアーに使い、経営者との対談を雑誌形式で取り上げてもらうものです。たまに会社ホームページに「有名人の○○さんと対談しました!」とか「経営雑誌の○○に取り上げられました!」とか出ているものが、これに当たることが多いです。
こういった経営者を紹介する雑誌は、基本的に皆さんご自身の記事を見るだけで一般の読者を期待できないので、集客にはつながらないと考えた方が良いでしょう。既存もしくは新設のホームページに「有名人の○○さんと対談しました!」のような彩りを添えたい場合には有効かもしれませんが…。最近は電子雑誌で同様のものもあったりしますが、紙媒体でも電子書籍でも集客を期待してはいけないものの一つだと思います。
2.大手転職サイト
エン・ジャパンやリクナビなどが代表的で開業時のスタッフ募集で使ってみましたが、正直、応募の数も質も厳しかったです。かなり募集記事のライティングにはこだわったつもりですが、開業してすぐの会社には向かない印象で、会社の安定感や知名度を要求する広告媒体だと思います。また定期的に募集を繰り返すと、ブラックな企業で社員の入れ替わりが激しいのではないかと勘繰られたりと、使い時が難しい広告媒体でもあるような気がします。
3.新聞紙面広告
ホームページに電話番号を記載していると、新聞社(の関連広告代理店)から紙面上の広告枠(折込広告ではありません)の営業を受けることがあります。「予定していた広告枠に急遽穴が開いてしまい今なら通常の○割引の広告料で広告できます」といった内容で、見た目は良さそうな広告枠を提案してきますが、単発の新聞広告で集客につながるほど世の中は甘くありません。
4.代行会社に依頼してのテレアポ
テレアポを代行会社に依頼した場合、用意するリストの質にもよりますが、ある程度の確率でアポイントは取れるのは事実です。ただ、とりあえず話を聞きたいといったアポイントが大半で、想像していた以上に集客にはつながりにくいと感じます。アポイントを取ってからの営業力が問われる手法だと思います。
今回は自分なりの経験から、クライアント様におすすめしない集客の媒体・手法を取り上げてみました。機会があれば、条件付きで使える集客についても書いてみたいと思います。