当社では、WEBマーケティング技術を応用したDM制作を行っていて、時折、制作のご依頼をいただくことがあります。
DM集客と聞くと、紙媒体ということもあり、やり尽くされた集客といった印象を持っている方も多いのですが、やりようによっては効果を上げることは可能です。今回はDM集客のポイントについて見てみましょう。
ただ、効果的なDM集客を行うには、いくつか条件があります。
まず、有効な宛先リストを持っていないと始まりません。基本的には過去の営業活動の結果として蓄積された宛先リストがある、というのがDM集客のスタートラインです。
顧客リストを売買する業者から名簿を購入して調達する事業者も見かけますが、このご時世、情報の取り扱いはシビアにすべきで、名簿を購入してDM集客に使うことは避けるべきでしょう。
次にいよいよDM自体のポイントですが、DMを誰に見てもらいたいのか?をしっかりイメージすることが重要です。
特に企業にDMを送る場合は、どのセクションの人に見てもらいたいのか、どの役職の人に見てもらいたいのか、をしっかりと意識する必要があります。ここがしっかりできていなければ、コストと手間を掛けて作って送ったDMも目指すべき相手の手に取ってもらうことなくゴミ箱に直行してしまいます。
さらに、目指すべき相手の手に取ってもらうには、デザイン・形状も重要です。ライバルと同じような外見で送っても、なかなか効果は上がりません。
DMを手に取ってもらう工夫をクリアしたら、次はDMを開封してもらう開封率を高める工夫が必要です。
ここでも、DM自体のデザイン・形状が重要ですが、表紙に書かれた文面がさらに重要になります。端的に言うなら、DMを見てもらいたい人に刺さる具体的な文面であることが大切です。DMを届けたいセクションや役職の方が抱えている悩みを、自社の商品やサービスならどう解決できるのか?をシンプルにわかりやすく訴求するようにしましょう。
相手に刺さり、興味を持ってもらうことでDMの開封率は大幅にアップします。
この他にもDM集客のポイントはいくつかありますが、DMの集客率を高める方法を漠然と考えるのでなく、まずは、
- どうやったらDMが目指すべき相手に届き、手に取って見てもらえるか
- どうやったらDMを開封してもらえるか
に分けて考えていくことをお勧めします。