セミナー集客が失敗する3つのケースとは?

集客豆知識

セミナー集客が失敗する3つのケースとは?セミナーを開催して集客につなげたい、とお考えの会社は多いと思います。

“顧客予備軍”に参加してもらい、セミナーを聞くことで問題点や悩みに気付いてもらって契約に結びつけたいと考える気持ちはよくわかります。

しかし、セミナー集客が成功している会社は、実は一握りに過ぎません。セミナー集客にチャレンジしても大多数が集客につながらず、尻切れとんぼのようにセミナー開催を止めてしまうのがほとんどです。

ということで、今回は「セミナー集客が失敗する3つのケース」について書いてみることにします。

まず第一は「告知の手立ても考えず、開催するセミナー」です。

当社にも、セミナー集客用のランディングページの制作依頼がよくありますが、その際、セミナー参加者をどう集めるかが不明確なお客様が多いのが実情です。

ランディングページなどのセミナー集客ツールを用意した後に「どうやって参加者を集めようか」と、はたと気づいても遅いのです。

参加者が全く集まらず、営業マンが既存顧客や知人にチラシを持ってセミナー参加をお願いし、帳尻を合わせているケースをよく見かけますが、顧客開拓というセミナー集客の趣旨から外れてしまい、義理で参加する側も、サミナー集客する側もメリットがないものになってしまいます。

セミナー集客をするなら、自社で告知媒体を持っている、もしくはリスティング広告(PPC広告)など集客がある程度見込める広告手法がある、のが前提条件となってきます。

次は「いかにも売り込みタイプのセミナー」。これも、失敗する事例の一つです。

セミナーを開催することで自社の商品やサービスを売りたい気持ちはわかるのですが、お客様にとって役立つ情報ではなく、自社が伝えたい情報が優先してしまうと、セミナーへ参加する人は集まらず、結果としてセミナー集客は失敗してしまいます。

このタイプの場合、セミナーのタイトルも自社都合のコピーライティングになっているのが特徴です。

セミナーで自社の商品やサービスを売り込むのではなく、自社へのロイヤルティを高め、結果として商品やサービスの購入になっていくことを理解しておくべきだと思います。

最後は「スケジュールありきのセミナー」です。

例えば「2ヶ月に一度セミナーを開きたい」といったケースですが、セミナーとは、本来、お客様やお客様予備軍に対して役立つ情報を提供して、顧客になっていただく手法です。どんな役立つ情報を提供するのか考える前から、セミナーの開催スケジュールが決まっているのもおかしなものです。

セミナーを通じて提供すべき役立つ情報を考え、その情報に合ったタイミングで開催日程を設定していくべきです。