空を道とし、道を空とみる
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、「名言・格言」として伝わってきました。
その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言・格言」を独断と偏見で選んでみました。きっとビジネスだけでなく、人生においても参考になるでしょう。
今回選んだのは、
「空を道とし、道を空とみる」
という宮本武蔵の名言・格言です。
宮本武蔵(1584年頃〜1645年6月13日:享年61歳前後)は、江戸時代初期の剣術家、兵法家で二刀を用いる二天一流兵法の祖です。13歳で初めて有馬喜兵衛と決闘し勝利、以来29歳までに60回以上の勝負を行い、すべてに勝利したとされています。剣豪として有名な宮本武蔵ですが、今の世でも色あせない数多くの名言・格言を残しています。
今回ご紹介した「空を道とし、道を空とみる」という名言・格言ですが、現代語に訳すなら「何事にもとらわれない心を自分の道として、自分の道を迷わず進んでいく」といったところでしょうか。
新しく物事を始めようとする時、他人はどうやっているのか、より効率的な近道はないか、など考えがちですが、そういったことを考えていると結局、寄り道になってしまいます。宮本武蔵の言う「道」は「武士道」のことだと思いますが、武士道に限らず、何か事を為そうと目指すのであれば、よそ見をせず、自らの「道」を極めようとする心が大事だと思います。
何か人生で一つの「道」を見つけて、極めていくことは大変ではありますが、幸せなことでもあります。皆さんは、自分の「道」を見つけていますか?
今回は、宮本武蔵の「空を道とし、道を空とみる」という名言・格言をご紹介しましたが、皆さんの心にこの言葉は響きましたか?偉人たちが試行錯誤し、彼らの人生が凝縮された名言・格言から学んで、自分たちの人生に活かせるといいですね。
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