そんな時一番手っ取り早いのが、異業種交流会に参加して人脈を増やすことです。
異業種交流会と言っても、一般の担当者が集う交流会に参加しても意味がありませんから、経営者限定の交流会に参加することになりますが、必ずといっていいほど目にするのがBNIという異業種交流会で、私も2〜3度BNIの朝会に誘われてビジター参加したことがあります。
起業支援をしている関係で、BNIの評判を聞かれることが多いので、私が思うBNIの良し悪し について書いてみることにします。
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BNIは多くの組織(チャプター)に分かれていて、毎週1回早朝に経営者が集まります。一つのチャプターには一業種一社しか参加できないルールがあり、お互いにチャプター内で仕事を紹介し合うことになります。
チャプターの希望が大きくなればなるほど、仕事が発生する量が増える為、BNIの各チャプターでは空きのある業種の会社のリクルートに余念がありません。
実際、私も参加した異業種交流会で名刺交換した方から「交流会に参加してみませんか?」と誘われてBNIにビジター参加しました。
BNIに出席してみて、結局加入しなかったのですが、その理由としては、
- チャプターメンバーがセミプロの集まりのようだった
- 他業種の営業をして、自社商品の紹介を受ける状態は本末転倒だと思った
- せっかく独立したのに、組織に属するのでは独立した意味がない
- BNIの会費システム・運営ルールに疑問を感じた
- そもそもネットワークビジネスが好きではない
といった感じで、私にはメリットよりデメリットが多いと感じました。
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法人であれば、商品増売には他社の力を当てにせず、自社のリソースを増やして対応できますので、BNIのシステムは個人事業主の方向きなのかもしれません。
世間のBNIの評判はほぼ二分しているように思いますが、突き詰めると「会費制のネットワークビジネス」という形態を許容できるかどうかでBNIの評判が大きく分かれるように思います。
BNIだけに限りませんが、自分の考えや会社の実情と会のシステムが合致しているか?で交流会への参加を考えてみると良いのではないでしょうか。