異業種交流組織BNIを勧めない3つの理由

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異業種交流組織BNIを勧めない3つの理由起業をお手伝いした経営者の方から、つい最近、BNIという異業種交流組織に入会するかどうか相談を受けました。

今回はその話を書いてみることにします。

異業種交流組織BNIの評判や詳細はBNIのホームページを見てもらうとして、ざっくり言うと1業種1社で構成されたチャプターという小組織毎に週1回会合形式で集まる異業種交流会です。
実は私自身も創業当時知り合いから誘いを受けて2度ほどBNIの会合に参加したことがあります。

タイトルにある通り、会合に参加した経験からこの経営者の方には、BNIへの入会は勧めませんでした。

BNIへの入会を勧めなかった理由は大きく次の3つです。

  • 週1回の会合へは原則、毎回参加が必須で人的なリソースが割きにくい創業期に不向き
  • チャプター内で相互に仕事を紹介し合うシステムだが、同じチャプターに優秀な会社が揃うことは極めて稀
  • 入会金が10万円必要となるが、未だにその必要性が理解ができない

お互いに仕事を紹介し合うシステムはありだと思いますが、1業種1社というクローズドで選択の余地のない状況では自社の大切なお客様を紹介できません。

また、紹介する「金額」にノルマに近い目標がある為、自社が創業期で大変な時期に自社の営業をチャプター内の他社が行い、自分は他社の営業を行っている姿は経営者として違和感があります。

完全に軌道に乗った会社がBNIへ入会するならともかく、少なくとも創業期の会社がBNIへ入会するのは経営上のデメリットが多い旨をお伝えしました。

会社の創業期は苦しいものですが、苦しいときだからこそ他人の力や紹介に頼るのは感心しません。
自社の商品・サービスを一番良く知るのは自社で、自社の商品・サービスを一番売り上げなければならないのは自社なのです。

BNIのことをもっと知るには・・・

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