歴史から学ぶ

「欲擒姑縦（よくきんこしょう）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「敵との戦力差が十分でない状態では、相手を追い詰めずにわざと逃し、十分に力を削いだところで瓦解させる」という意味で使われます。

「調虎離山（ちょうこりざん）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手にとって有利な本拠地から誘い出し、自分たちにとって有利な体勢で戦う」という意味で使われます。

「借屍還魂（しゃくしかんこん）」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「すでに死んでいたり、誰も見向きをしていないものを利用して大義名分にし、自らの目的を達成する」という意味で使われます。

「打草驚蛇」とは、兵法三十六計にある計略の一つで、蛇が隠れている草むらを叩いて、驚いた蛇をあぶり出すように「状況がわからない場合は、一石を投じて反応を探る」という意味で使われます。

順手牽羊 〜「順手牽羊」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手の隙に乗じて攻め、手薄となっている部分に細かく損害を与える」という意味で使われます。

「李代桃僵」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「損失を被ることが避けられない場合、不要な部分を犠牲にしつつ、全体の被害を少なく抑えて勝利する」という意味で使われます。

「笑裏蔵刀」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手に対し、まず友好的にへりくだった態度をとり、相手を油断させた後に隙を突いて攻撃を行う」という意味で使われます。

「隔岸観火」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「相手の内部に乱れがあるようなら、放置して待つことで、自然と相手は自滅自壊を誘う」という意味で使われます。

「暗渡陳倉」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「正面から攻めると見せかけ、実際は迂回して、相手が予期していない方向から不意打ちにする」という意味で使われます。

「無中生有」とは、兵法三十六計にある計略の一つで「実際にはないものをあるように見せかけることで相手を錯覚させ、相手が偽装に気付いた後、油断に乗じて打ち負かす」という意味で使われます。