先日より、Googleの検索順位が変な挙動を見せていましたが、どうやら落ち着いたようです。
【関連記事:Google検索ペンギンアップデート間近!?】
数日前に書いた上記記事内の事象で「既存サイトでもページを増やした時、インデックスされてから検索順位が出るまで1日弱掛かる」ようなことはなくなり、以前の通り、インデックスされるとすぐに検索順位が出るように戻りました。
ただ、ここ数日間でインデックスされたページの検索順位はまだ正常に反映していないように思いますので、全てが正常に戻ったかはわかりません。
変な挙動を見せた前後で検索順位を見比べてみたところ、いくつかのサイトで日常とは異なる順位の上昇が見られました。
当社の場合、検索順位を上げる手段として外部SEO対策を行いません。今回の挙動前後で順位低下したサイトよりも上昇したサイトの方が圧倒的に多かったことを考え合わせると、外部サイトからの被リンクを精査するGoogleの「ペンギンアップデート」が実行された可能性が高いように思います。
で、さらに(少数派だった)順位が低下したサイトをピックアップしていて、面白いことに気付きました。
順位が低下したサイトのほとんどが「スマホ対応していないサイト」だったのです。
もちろんスマホ対応していないサイトでも順位が低下しないサイトはいくつかありましたので、「スマホ対応をしていない=検索順位が落ちた」というわけではありません。でも、データを見ていると、スマホ対応をしていないことが検索順位に何らかの悪影響を与えているように思えてなりません。
先日、Googleから「5月よりユーザーフレンドリー(スマホ対応)でないサイトの検索順位を下げる」旨のアナウンスがあった(【関連記事:Google検索「スマホ対応してないと順位を下げる」】)ばかりですので、今回の検索システムのアップデートで何らかの先行対応を行ったのかもしれません。今後の検索順位の動向をウォッチしていきたいと思います。